くにの松原訪問

鹿児島県で、オリエンテーリングを体験会や大会を開催して皆さんに楽しんでいただくために、新たな開催場所の下見をしています。
そのうちの候補のひとつの「くにの松原」を、全日本リレー大会のボランティアでも大変お世話になった地元ランナーサポートの方と一緒に訪問しました。

くにの松原は大隅半島の志布志湾沿いの大崎町にあり、海岸沿いに幅100メートルで長さ10kmにおよび、240年も前から塩害を防ぐクロマツ林として整備されてきた場所です。大崎町は陸上アスリートのトレーニング場所として誘致を進めており、くにの松原の中にも1kmと2kmのクロスカントリーコースが整備されています。近くには、ジャパンアスリートトレーニングセンターがあり全国から全日本代表級のチームが合宿で訪れているそうです。

クロスカントリーコースは、可能度も抜群によく、パークオリエンテーリングをはじめ、コンパスワークを楽しめるコースなどを組めそうな印象でした。中央にはキャンプ場があってそこは立入できませんが、クロスカントリーコースは公園になっていて地元の方が散歩される姿が見られました。

なお、大崎町は「資源リサイクル率12年連続日本一の町」と知られ、資源ごみの分別は27種類にもおよぶそうです。大手企業も多数視察に訪れ、SDGsアワード内閣官房長賞も受賞されています。オリエンテーリングも自然とは切り離せないスポーツであることをアピールしていけないかな、と思いました。

(2021年11月13日 新帯)

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